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取り組み

平成27年第3回定例会(9月4日~10月1日・質問日:9月28日)

一般質問の内容
  1. 里親の質問について
  2. ひとり親家庭の支援について
意見・要望

里親の質問について

いろいろな事情により、家庭での養育が困難となった児童に、家庭環境のもとで養育を提供する里親という制度は、子どもたちの健全な育成を図るうえで大変有意義だと思っております。本市において社会的養護を必要とする子どもを支援していくには、児童相談所職員の専門性を充実していくことに加え、新たに里親家庭を発掘して、児童の里親委託を増やすとともに、地域支援体制づくり、枠組みづくりを目指す必要があります。しかしながら、里親制度に対する市民の認知度は、まだまだ十分とは言えません。まずは、この里親制度の認知度を高めるには、里親制度の間口を広くすることも必要と考えます。そのためには、里親制度をホームページ上で紹介したり、印刷物をはじめ、多種多様な広報媒体により普及啓発を図ることも一つの方法ですが、実際に、希望者に里親を体験していただくことが重要であるとも考えております。北九州市で行われている「一日里親」は、ボランティアで児童養護施設に入所している子どもたちに、温かい家庭生活を体験させることで、社会性の涵養、情緒の安定、さらには退所後の自立への援助をする役割が期待できることのほかに、「一日里親」の活動を通して、ボランティアで参加した「一日里親さん」が里親制度への関心を高め、本物の里親さんの認定につながっていくことが期待されております。

他にもボランティアで週末に、施設入所の子どもたちを預かっていただく「週末里親」という事業に取り組んでいる自治体もあると伺っておりますので、本市においても、家庭的養護を推進するため、里親確保の手法の一つとして、「一日里親」の実施について、是非、検討されるようお願いいたします。

また、お子さんを委託された里親さんは、様々な状況に直面し、お子さんへの対応に悩み、それが過度な抱え込みとなり、里親が孤立しないよう支援することも大変重要な取組みだと考えます。里親に委託されたお子さんは、虐待を受けた経験などにより、心に傷を持つお子さんもいるなど、様々な形で育てづらさが出る場合もあると思います。委託後には、児童相談所から定期的な訪問等を行い、里親さんとお子さんの状況を確認するとは思いますが、養育に不安を感じている里親さんの不安軽減のためには、児童相談所に専任の里親担当者を配置していただきたいのはもちろん、できれば育児経験のある女性職員の配置が、養育に悩みを抱えた里親さんの思いに寄り添えるのではないかと思いますので、検討していただきたいと思います。

終わりに、本事業の推進に当たっては、制度の普及や里親支援のネットワークづくりという観点も考慮に入れながら、効果的に里親制度の推進に取り組まれることを要望いたします。

千葉市の現状
  1. 里親制度を周知し、登録数を増やすための取り組みについては、これまで市政だよりでの広報や市主催イベントでのパネル展示等により、制度普及に努めてきました。
    今後は、新たな里親確保の一つの手法として、里親の役割を体験できる「一日里親」についても、先進事例等を参考にしながら、研究してまいります。
  2. 児童相談所には、現在、里親対応専門員として育児経験のある女性職員を非常勤で配置しているほか、常勤の担当職員にも女性職員が配置されておりますが、今後も里親さんの思いに寄り添いながら対応できるように努めてまいります。
  3. 里親制度の推進については、今年度から、新たに民間団体が持つネットワークや柔軟な発想を活かし、幅広い普及啓発活動やきめ細やかな支援体制の構築を目指して、NPO法人「ちばこどもおうえんだん」との協働により取り組んでおります。
意見・要望

ひとり親家庭の支援について

本市のひとり親家庭の支援においては、様々な困難に直面しているひとり親家庭に対して、「相談・情報提供の充実」、「経済的な支援」、「就業の支援」、「仕事と子育ての両立を支援するための子育て・生活の支援」を柱として、個別のニーズに応じた適切な支援をされていると思います。その中でも、就業相談員兼自立支援員による相談支援は、ひとり親家庭の自立に向けた重要な支援と思いますので、さらに積極的に取り組んでいただき、その相談体制については、時間に余裕のない、ひとり親家庭のおかれた状況を考え、受付時間を増やすなどの対策をお願いするとともに、きめ細かな相談に応じることができるよう、相談員の充実に取り組んでいただきたいと思います。

さらには、ひとり親家庭の子育てと仕事の両立を図るための夜間・深夜の保育のように、ひとり親世帯の自立に向けた生活の場と現状を把握し、どのような支援策が望ましいのか、何が必要とされているのかを十分調査・分析し、当事者の立場に立った支援策の充実を、是非、お願いしたいと思います。

千葉市の現状
  1. ひとり親家庭向けに、就業支援相談員兼自立支援員を各区こども家庭課に配置し、週4日、午前10時から午後4時まで、個々のニーズに応じて、就業や自立、子どもや家庭、福祉資金の貸付等についての相談に応じております。
    平日昼間に相談に行けない家庭のために、平日夜間と土日に電話相談に応じる「ひとり親家庭土日・夜間電話相談」を行うほか、各区の相談員は、事前予約で日程調整を行うなど、ひとり親家庭のおかれた状況を考えた対応に努めております。
    相談体制の強化等については、相談件数の推移等により今後検討してまいります。
  2. 保育については、働き方の多様化に伴うさまざまな保育需要に対応するため、延長保育、休日・夜間保育のほか、一時預かり、病児・病後児保育などの充実を図り、子育てと仕事の両立を支援しまいります。
  3. また、ひとり親家庭の現状把握については、「ひとり親家庭自立支援計画」策定のための調査で生活状況などを伺っているほか、年1回の児童扶養手当支給のための現況届時に、個々のニーズをお聞きし、それぞれの家庭状況に応じた相談支援を実施しております。今後、ひとり親家庭が相談窓口で効果的な支援が受けられるようにするため、国・民間団体等関係機関とのさらなる連携強化を検討し、相談体制の充実に努めてまいります。


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