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取り組み

平成29年度 第3回定例会(9月5日~9月29日) 質問日:9月26日

平成29年度第3回定例会において、以下のとおり一般質問を行いました。

一般質問の内容
  1. 高齢者福祉について
  2. 障害者施策について
意見・要望

高齢者福祉について

介護人材の不足に関して、現場では危機的な状況であることを改めてご認識いただきたいと存じます。これまでも県の地域医療介護総合確保基金を活用した様々な対策がとられてきましたが、この介護人材不足は今後、施設がオープンできない、事業所の廃業や現役介護職の離職の急増に繋がると予測されます。その意味でも、人材の確保に関しては、今まで以上に、より的確に、より効果的な対策を講じる必要があり、当局としても積極的な施策の推進に取り組まれることを期待しています。

また、特別養護老人ホームの弾力的な整備については、平成23年の第2回定例会でも質問させていただいておりますが、確かに個室ユニットは今後の施設のあり方としては理想的ですが、住民の中にも個室ユニットと多床室の両方のニーズがあるのが現実です。その意味でも、既存施設の増設はもとより、新設整備の際にも個室ユニットだけではなく、一定の割合で多床室整備を一部認めることも必要だと思います。

ユニットケアの推進に対しては否定いたしませんが、都市部では高額な地価や利用者負担の問題などから、従来からのユニット個室のハード面にこだわるのではなく、ユニットごとに入所者の個別性に配慮したケアを行う「ユニット型準個室」や、「準ユニットケア加算を取得する多床室」などソフト面での対応で、例えば、入所者のプライバシーに配慮することは可能です。そのような整備のあり方が、地域のニーズに応えるとともに、本市における待機者の解消と、介護人材の不足という地域課題の解決に繋がると思われます。是非、弾力的整備を推進されるようお願いいたします。

また、福祉・介護サービスの情報提供に関しては、市民サービスの向上に加え、千葉市が「福祉のまち」として住民の安心・安全な暮しを確保していくためには、これまで以上に充実化を図っていく必要があると思われますので、是非、お願い致します。

障害者施策について

現在、子育てを行っている若い世代では、子育てに大きな不安を抱えている方も少なくありません。我が子が他の子どもと違うのではないか、発達に障害があるのではないか、という不安は特に大きいようです。発達障害と一口に言っても、それぞれ特徴が異なり、原因も完全に解明されていないのが現状です。

児童の虐待ケースにおいても、発達障害児は虐待を受けるリスクが高く、また、虐待によって発達障害に似た症状が出ることもあるようです。その意味で、発達障害には個別の対応が必要であり、関係機関の連携強化が望まれますが、先ずもって、発達障害者支援センターの職員並びに各区保健福祉センターにおける保健師の増員を早急にご検討いただけるよう、お願いいたします。

次に、先程の質問の中でも、発達障害の領域においては、早期発見が重要であると述べましたが、この早期発見も単に早ければ良いということではなく、問題点が見えてくる時期に適切に発見することが肝要です。ですから、乳幼児健診において発達の障害が懸念された後の相談においては、子育て相談、心理教育相談、教育相談を3本柱として、保護者が子どもの特性に気づき、その心配事に専門家が寄り添いながら、適切で切れ目のない支援策を講じていくことが必要となります。

本市における発達障害に関する巡回相談事業は、保育所・園、幼稚園、認定こども園の保育士などが、専門家に相談して発達障害に対する対処方法を学べる機会となっていますが、これを一歩進めて、保護者向けに地域の中で社会的発達に関するレクチャーや父母教室の開催、ペアレント・トレーニングのプログラムを実施することも必要ではないかと思われますので、ご検討下さい。

最後に、発達障害においては、早期診断、療育、教育、就労、成人に至るまで切れ目のない支援体制の構築が求められますが、特に、学齢期を迎える子どもに対しては、保護者や保育士などが就学前から、学校と連携を取り合い、対象児童がスムーズに就学できるような体制づくりを、是非、早急に構築されるようお願いいたします。



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