2018年7月 個人視察報告(神奈川県立青少年センター)

2018年 7月25日木曜日、神奈川県立青少年センターを視察しました。
以下 ご報告いたします。

1.視察の目的

ひきこもり・不登校のへの対応は喫緊の課題です。このことについて、行政による公的なサービスだけではなく、NPO等の民間による、ひきこもり等の青少年やその家族の状況に応じた、柔軟できめ細やかな取り組み、フリースペース等事業費補助金の概要について、ひきこもり地域理解促進事業の概要について、民間団体の補助について伺いました。

2.視察の内容

同センターでは相談活動とフリースペース等の居場所を提供することを目的に、フリースペース等の活動に併せて相談活動を実施する民間団体へ補助を行っていました。

ひきこもり、不登校、非行などで悩む方々をサポートしている民間団体の活動を支援するため、活動スペースの貸し出しを行っていました。

青少年を取り巻く問題に関する情報コーナーがあり、民間の青少年支援団体情報・イベント情報などのチラシやパンフレットも設置してあります。

引きこもり問題の解決に向けて、ひきこもり青少年の親の会もしくは自助グループまたは支援団体等が企画する講演会・研修会等の事業について、神奈川県立青少年センターが共同して実施することで、団体の自主的な取り組みの活性化及び当事者の家族も含め地域住民のひきこもり問題への理解促進事業に補助金を交付していました。

3.事業の成果

千葉市内にも不登校、ひきこもり等を支援している団体がありますが、運営面での親の負担が大きいのが現状です。

神奈川県のように、相談数に応じて運営補助を行い支援するべきです。

4.視察の感想

ひきこもり・不登校児童生徒の一人一人の状況に応じて、教育支援センター、フリースクールなどの民間施設と連携し、学習支援などの多様な教育機会を確保する必要がある。